「♪福は~内(家) ♪ 鬼は~外 ♪ 」 2月の最初の行事は「節分」です。 「節分」は何時頃から始められたのですか? なぜ、「豆をまく」様になったのですか? 「煎った落花生」をまく地方もあるそうですね? 2014年2月1日に「節分:豆まきの謎」を調査しました。 渡辺さんは、「節分の豆まきをしない ・ 最強伝説」があります。 さて、節分が終わるとバレンタイン ! 社長に博士、そして○○君にチョコ を用意しましょ ・ ・ ・ ! |
「節分」は中国で始まった風習で、日本へは文武(もんむ)
天皇(683~707年)の時代に伝えられたそうです。
節分は本来「季節が分かれる時」を指し、立春・立夏・立秋・
立冬と年4回ありました。
立春(2月4日頃)が旧暦の正月と重なり、前日の「節分」が
大晦日に当たります。
-写真:煎り豆と鬼お面-
立春が一年の初めと考えられ、次第に節分と言えば2月3日を指す様になりました。
平安時代の宮中で「追儺(ついな):厄や災難と邪気をお祓いし清める」の行事として
行われ、室町時代頃から「豆をまき悪鬼を追い出す」行事が定着されたようです。
【豆まきの由来】
中国の習俗が伝来、豆は「魔滅(まめ)」に通じ、無病息災を祈る意味があります。
昔、京都鞍馬で鬼が現れ毘沙門天のお告げで大豆を鬼の目に投げつけたところ、
鬼を退治出来たと言う話があります。
「魔(鬼)の目」が「魔目(まめ)=豆」で「魔滅」になった様です。
豆まきは、「年男(その年の干支)」や「家長(主人)」が煎った豆をまき、年の数だけ
家族で豆を食べると一年間病気にかからないと言われています。
「煎った豆」は「魔目を射る」に通じ、豆をまくことで邪気を祓い、福を呼び込むと信じられてきました。
北海道・東北・信越地方では、「煎った落花生」で豆まきをするそうです。
殻付の落花生は、豆まきした後殻をむいて落花生が食べれる為、大変合理的です。
落花生の産地である千葉県では、「煎った大豆」をまき落花生は使用しない様です。
【関連項目】
’06年06月16日 「和菓子の日」について ’07年03月16日 「お 彼 岸」の由来
’07年04月01日 「お花見の歴史と桜」 ’09年10月01日 「中秋の名月」について
’09年11月01日 「七五三」について ’10年01月01日 「正 月」について
’10年09月01日 「敬老の日」について ’10年12月01日 「お 歳 暮」の起源
’11年12月11日 「クリスマス」について ’12年03月03日 「桃の節句と五節句」
’12年08月01日 「お 盆」の由来 ’14年02月01日 「節分:豆まきの謎」
’14年09月01日 「中秋の名月第2弾」 ’14年10月01日 「十三夜」と「豆の日」
’15年11月01日 「七五三・他」 第二弾
<調 査:本社 営業部門 >
次回は、「各種もち米」がテーマです。