クリスマスと言えば、「サンタクロースにプレゼント、クリスマスツリーを飾って、
♪ジングルベルのBGM、クリスマスケーキを家族で食べる」が定番です・・・!
最近はいろいろなパターンが有りますが、クリスマスケーキは欠かせません。
【ケーキとは】
英語:CAKE(ケーキ)・ドイツ語:KUCHEN(クーヘン)・フランス語:GATEAU(ガトー)
イタリア語:TORTA(トルテ)・DOLCE(ドルチェ、広義で英語のSWEET全般で菓子)と
呼ばれ、最近日本でも良く耳にする詞です。
古代のケーキの始まりは、古代ローマ時代の料理の本に「甘いパン」が書かれて
いた様で、これがケーキの始まりだと言われています。
近代的なケーキは、ヨーロッパ中世の時代で砂糖がもたされた10世紀頃に菓子が
作られる様になります。
13世紀のフランスでパテ屋からアーモンドを詰めて焼いたタルトが生まれ、ここから
お菓子屋の事を「パテストリー」と呼ぶようになりました。
※パテ:語源はパイ生地で、肉・野菜を包んで焼いたものをスライスしたのがパテ
【日本のケーキ】
ケーキの歴史は1543年ポルトガル船が漂着した事で、
その時伝来したのがカステラでした。
日本で最初のショートケーキは、大正11年(1922年)、不二家
創設者・藤井林右衛門によって販売されました。
ショートケーキの発案者は不明ですが、アメリカのケーキを
アレンジした不二家説と、コロンバン創業者の門倉国輝氏の
|
|
フランス菓子をアレンジした説とあるようです。 - 写真 : ショートケーキ -
スポンジ生地に生クリームを塗り「いちご」をはさみ、トッピングに載せたのが日本の
クリスマスケーキの定番です。
|
【ブッシュ・ド・ノエル】
フランスのクリスマスケーキは、長いロールケーキにココアで
色付けしたバタークリームを塗り、木の株の形にデコレーションしたケーキです。
ノエル:クリスマス、ブッシュ:木・丸太で「クリスマスの木」の意味です。 - 写真 : ブッシュ・ド・ノエル -
|
【クリスマスプディング】
イギリスのクリスマスケーキで、我々が想像するプリンでなく、
小麦粉・油脂(牛脂他)・卵・砂糖に、洋酒に漬けたドライフルーツ・クルミなどのナッツ類、
香辛料の材料を混ぜ合わせ一晩寝かせオーブンでじっくりと蒸し上げます。
- 写真 : クリスマスプディング -
|
|
1か月以上を冷所で寝かせ熟成させ、直前に再度蒸し温めブランデーでフランベに
して食べる、ドライフルーツ入の濃厚で芳醇な菓子です。
|
【シュトーレン】
ドイツ・オランダでクリスマスに食べられる食品で、生地にドライフルーツやナッツが練り込み焼き上げ、
表面に砂糖をまぶしたパンで、クリスマスまでフルーツの風味がよりパンになじむのを楽しみながら、スライスして食べるようです
- 写真 : シュトーレン -
|
【パネトーネ】
イラリアでクリスマスの時期だけ食べられる菓子。
パネットーネ種の酵母で発酵した生地に、
レーズン・プラム・オレンジピール等のドライフルーツを刻んで混ぜ込んで焼き上げています。
- 写真 : パネトーネ -
|
|
【アメリカでは】
クリスマスケーキを食べる習慣はなく、アメリカと言えば「七面鳥」が定番で、
デザートにパイやクッキーなどを食べている様です。
【関連項目】
資料 : ウッキペディア ケーキ起源 & ケーキナビ ・
Deli Cake クリスマスケーキの起源
<調 査:本社 営業部門 >
|