株式会社山久
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2013年09月01日:『パフケーキ製造』

夏が終わり、いよいよ和菓子の美味しい季節となります。

弊社は、平成25年7月蒸菓子製造ラインを新設しました。
今回は、るあん「パフケーキ」の製造をご案内します。

一次蒸工程から、カスタードを充填し二次蒸工程を経て
「るあん」が出来上がります。
チョコ・小倉餡・桜こし餡など各種製品があります。

― 写真 : 蒸菓子製造ライン(25年7月設備) ―
(蒸菓子ライン)
【蒸菓子製造ラインついて】
昭和62年10月にシステムワンを設備しパフケーキ製造を開始しました。
当初は、手作りの製造で大変手間の掛る作業でしたが、翌年昭和63年11月
大型製造ラインを導入して大手和洋菓子会社のお手伝いを開始しました。
菓処留庵・南店をオープン、蒸菓子「るあん」の販売を開始しました。
キャッチフレーズは、「桐生で生まれた”るあん”です」でした。

パフケーキを製造開始して26年経過、新型製造ラインを導入に伴いこれからも 新製品開発を含め、美味しいパフケーキを製造して参ります。
(拡大します)
 【生地の混合】
 計量された新鮮な鶏卵をミキシングします。
 砂糖・バター・植物油脂・他を投入して混合。
 最後に小麦粉を投入して、なめらかな状態まで
 撹拌し、比重を確認して出来上がります。

   - 写真左 : ミキシング -
 【生地の充填】
 ミキシングされた生地をホッパーに投入。
 口金からは、定量の生地を専用のシートに
 丸く押し出されます。
 これから、12~13分程高温の蒸気で
 一次蒸しがされます。
   - 写真左 : 一次蒸し工程 -
(拡大します)
(拡大します)  【上生地を移動】
 一次蒸された「上生地」を次の工程である
 ベルトに載せ替えて移動します。
 一次シートから上手にベルトに移動されました。

   - 写真左 :  上生地の移動 -

 【カップへの移動】
 ベルトに載せられた生地を、
 今度はカップに移動します。
 丸い生地を自動で吸引され、
 上手に丸いカップに入れられます。

  - 写真左 : カップへの移動 -
(拡大します)

(拡大します)  【中餡・生地の充填】
 一次充填で中餡(今回はカスタード)を
 次に生地を充填します。
 この生地は最終的に「底部」となります。

  - 写真左 : 中餡・生地の充填 -

 【二次蒸しで出来上がり】
 中餡・生地が充填され、
 高温で二次蒸しされます。
 製造工程として蒸菓子が完成です。

   - 写真左 : 2次蒸しのパフケーキ -
(拡大します)

(拡大します)  【カップから取出し工程】
 蒸し上がったパフケーキを、
 カップから取出され、ベルトに
 載せられます。

  - 写真左 : カップから取出し工程 -

 【冷却工程】 
 蒸し上がったパフケーキは、
 まだ60℃以上の高温で
 これから製品の品温を冷却工程を
 経て完成します。
 - 冷却工程 -
(拡大します)
                                  
(拡大します)  【包装工程】
 冷却されたパフケーキは、
 一次包装の「角折包装」を経て
 脱酸素剤を投入してピロ包装されます。

  - 写真左 : 包装工程 -

 【各種パフケーキ】 
 お馴染みの、「カスタード」「チョコレート」
 「黒糖小倉パフ」です。(左側より)
 その他に、季節商品の、抹茶小倉・栗入りこし餡
 桜風味の白こし餡と各種取り揃えています。
  - 各種パフケーキ -
(拡大します)

  商品案内 : 蒸菓子 を参照ください。
 
<調 査:本社 営業部門 >