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ルアンちゃん
和・洋菓子コラム 一覧

16年01月01日・・・・・・『下谷・七福神めぐり』
16年02月01日・・・・・・『2016・重大ニュースT 04/30 加筆
16年04月30日・・・・・『2016・重大ニュースU 08/31 加筆
16年03月01日・・・・・・『桃の節句とひな祭り』名前の由来
16年04月01日・・・・・・『桃の歴史』について
16年05月01日・・・・・・『枇杷の歴史・他』について
16年06月01日・・・・・・『メロンの歴史・他』

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ルアンちゃん
謹んで熊本地震災害のお見舞いを申し上げます。

被災地で発生から4月29日現在で余震が1,000回を超え、
震度5以上が21回・震度4が79回で、全半壊家屋が3万を 超える大きな地震となってしまいました。
まずは余震が収まり、1日でも早く復興が始まります事を
心よりお祈り申し上げます。

今回は、収穫量全国第1位の九州・長崎県でお馴染み
「枇杷」の歴史・伝来などを調査しました。

 − 写真 : 収穫前の枇杷の実 (クリック拡大) −
(枇杷の花)




枇 杷 (ビ ワ)
ビワはバラ科の常緑高木、及びその果実を指します。
バラ科の仲間は、杏・桃・りんご・梨・桜等です。
原産は中国南西部で、主な産地は亜熱帯や温帯地域です。
年平均気温15度以上、最低気温は-5度以下にならない
場所が栽培に適していると言われていて、日本では千葉県
より以北では本格的な栽培は行われていません。
但し、近年の温暖化による影響で、栽培可能地域が北に広がる可能性があります。
ちなみに、亜熱帯の果物・マンゴーが北海道で収穫され、
全国で第5位(18.5d)となっています。(2012年農林省)
北海道で生産されている事が驚きですが、コンピューター
制御された特殊なハウスで栽培されているようです。
収穫量第1位は沖縄県(1,227d)で、2位宮崎県(1,140d)・ 鹿児島県(375d)・熊本県(79d)と続きます。
  − 写真 : 枇杷の花 (クリック拡大) −
  (枇杷の花)

枇杷の歴史と伝来
中国地方が原産で、6世紀にはすでに栽培が行われていました。
奈良時代に仏教とともに中国から伝来され、「ビワの葉療法」は鑑真和尚(唐招提寺建立)が中国から日本へ伝えたとされています。
お寺の僧侶が寺の境内にビワの木を植えて、檀家の人々や村人に「ビワの葉療法」を行い、病人を救うようになりました。

現在日本で栽培されているのは中国からもたらされた品種で、江戸時代の中期頃
千葉県の富浦では宝暦元年(1751年)に栽培がスタートしたといわれています。
中国移民がハワイに持込んだ他、日本からイスラエルやブラジルに広まり、 トルコやレバノン・ギリシャ・イタリア南部・スペイン・フランス南・アフリカ北部などでも栽培されいますが、世界の生産量については不明です。
中国に野生樹が多くみられるにもかかわらず、学名はEriobotrya japonicaで「japonica」がついています。
植物としてのビワは1778年に日本から英国へ渡り、1812年にイタリアに入り、欧州各国でこれを「日本のカリン」と呼び、学名にjaponicaがつけられました。
(びわ)
枇杷について
家の敷地内にびわの木を植える事は、「縁起が悪い」と 敬遠されてきていました。
枇杷には薬効効果があるので、病気の人がいる家では
家庭薬として植えられていた事から、「病人がいる」と 思われる「有る意味偏見」からきているようです。
 − 写真 : 枇杷の実と木 −
枇杷の効能
ビワ療法の起源は分りませんが、古来より伝えられる教典には「大薬王樹」・ は「無憂扇」と呼ばれその薬効のすばらしさが記されています。
びわには、糖質(炭水化物−食物繊維)が多く含まれており、ミネラル分もカリウム・ マグネシウムなどの他、ビタミンA・B1・B2・C、ナイアシン、有機酸としてクエン酸、 りんご酸などが含まれ、カロチンの含有量が果物の中でも多いほうです。
びわの葉には、肺を清め・胃を和ませる・肺熱による痰咳・胃熱による嘔吐を治す 作用があるようで、葉を洗って刻み乾燥させお茶として飲む、晩秋の黒くなった葉を貼ると リンパの晴れ、筋肉痛にも効果があるようです。
びわの種には、天然のミネラルとビタミンB群中心の各種のビタミンが含まれてます。

枇杷には、糖質・脂質・タンパク質に並ぶ人間の身体に必要な5大栄養素が含まれ、 近年の成人病や慢性病さらに疲労回復・食欲増進・利尿・健胃・鎮痛・抗がん作用等に効果があるようです。

主なその他の品種
19世紀に中国商船から持込まれた種を、長崎県茂木村に蒔いて広まり西日本における 代表的な品種「茂木」と、明治12年(1879)農学者である田中芳男氏が長崎で 食べた枇杷の種を持帰り改良した品種「田中」が日本の枇杷の原点です。
茂 木名前の由来が茂木村で、主に長崎県・鹿児島県・香川県で生産さ れている品種です。果重は40〜50gと小ぶりで、甘味は強め・ 酸味は控えめで枇杷の作付けが50%以上と主力の品種です。
田 中果重は60〜80gとやや大きめで、甘味は強く・酸味も適度で バランスの取れた品種で、主に千葉件・愛媛県・香川県・兵庫県で生産されている。
長崎早生茂木と本田早生の交配で1976年に登録。寒さに弱い品種でハウス栽培 され、早いものは1月頃に出荷されるそうです。 糖度は高く・みずみずしく上品な味わいです。
大 房枇杷栽培が盛んな千葉県富浦町で多く生産されている品種で、大きい ものは100g前後も有ります。田中と楠の交配で1967年命名されました。 酸味が少なくほどよい甘味で果汁も豊富です。
「なつたより」長崎県2009年登録・「瑞穂」千葉県1936年登録・「涼風」1999年登録・
「土肥」静岡県問の特産白い枇杷(中国の種から誕生した)などがあります。
主な生産地
長崎県:1,470d(37.5%) ・千葉県:503d(12.8%)
鹿児島県:474d(12.1%) ・愛媛県:303d(737%)
香川県:288d(7.3%)   ・和歌山県:239d(6.1%)
大分県:181d(4.6%)   ・兵庫県170d(4.3%)
熊本県151d(3.9%)    ・高知県143d(3.6%)
 −写真 : 美味しそうな枇杷−
  (枇杷)
データーは、2014年出典:農林水産省ですが、2015年はさらに900dほど減少して おり、2005年から見て作付け面積:25%・収穫量:53%・出荷量:54%減少、これは 高齢化による労力不足に伴う廃園等が影響しているようです。

枇杷の美味しい食べ方
季節(旬)の果物です、大事に冷蔵庫で保管すると甘味がどんどん減少します。
冷やし過ぎると甘味が抜けやすいので、食べる前の1〜2時間前に冷やすことをおすすめします。

【関連項目】              
'08年05月01日 「みかん」の歴史 '08年10月01日 「栗」について
'15年05月01日 「いちご」の歴史 '15年06月01日 「みかん」歴史U
'15年07月01日 「さくらんぼ」の歴史 '15年08月01日 「パイナップル」
'15年10月01日 「さつま芋」の歴史 '15年12月01日 「りんご」の歴史  
'16年04月01日 「桃」の歴史 '16年06月01日 「メロン」の歴史
'16年11月01日 「柿の歴史・その他」 '17年06月01日 「レモン」の歴史
'17年08月01日 「すいか」の歴史 '17年09月01日 「梨」の歴史


資料 : ウッキペディア 枇杷 ・ 果物ナビ 枇杷 ・ 野菜果物辞典
      なんでもべすと10 ・ NPI 枇杷の秘密 ・ 農林水産省

 
<調 査:本社 営業部門 >

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