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ルアンちゃん
和・洋菓子コラム 一覧

13年07月01日・・・・・・『あんみつ製造』
13年08月01日・・・・・・『あんみつ組立と各種あんみつ』
13年09月01日・・・・・・『パフケーキ製造』
13年10月01日・・・・・・『砂糖の歴史:世界編』
13年11月01日・・・・・・『砂糖の歴史:日本編』
13年12月01日・・・・・・『伊勢神宮参拝』

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ルアンちゃん
今年は、彼岸が過ぎたら過ごしやすい季節となりました。

和菓子には、砂糖は重要な原材料です。
ほとんど全てのお菓子には、砂糖が使用されています。

今回、砂糖のルーツを改めて調べてみました。
「世界編」と「日本編」と2回にわたりお届けいたします。

この季節は、どのお菓子も美味しい季節です。
― 写真:黒糖・グラニュー糖・白双糖(ザラメ)・上白糖―
(蒸菓子ライン)




【砂糖のルーツについて】
紀元前8000〜1500年
 南太平洋(現在のニューギニア周辺)にサトウキビ発祥の伝説があるそうです。
紀元前400年頃
 インドで砂糖の知識が普及されたようです。
紀元前327年
 古代マケドニア(ギリシャ)のアレクサンダー大王一行がインドに遠征中
 ガンジス河の流域でサトウキビを発見。
 家来が「蜂の力をかりずに葦から取れる蜜がある」と語ったとされる。
西暦400〜500年頃
 中国で砂糖が作られた(サトウキビを煮詰めて乾燥したもの)。
500年代前半
 中国最古の農業書「斉民要術(セイミンヨウジュツ)」でサトウキビ栽培法に
 ついての記述が残る。
630年
 高い砂糖製造技術を持つアラビア人がペルシャを征服した際、砂糖の
 製造が行われる。
(拡大します) 649年 アラビア人がキプロスを占領し、
     サトウキビを植える。
700年 モロッコにサトウキビを移植される。
710年 エジプトで砂糖を精製が始まる。
714年 スペインでサトウキビの栽培が始まる。

   − イラスト左 : サトウキビ −
1096年
 十字軍の中東地域への遠征が始まる。
 十字軍の将兵が砂糖を持ち帰り、ヨーロッパに広まる。
1200年
 中国の皇帝フビライが中国の福州に中東の技術者を招いて草木の灰に
 よる精製法を採用、白い砂糖が製造される。
1299年
 マルコ・ポーロの「東方見聞録」に中国・杭州の砂糖の記述が残る。
1493年
 コロンブスが第二次航海の際、西アフリカのカナリア島産のサトウキビを、
 西インド諸島の一つヒスパニオラ島に移植、アメリカ大陸に砂糖が伝播。
1544年
 ロンドンに最初の精製糖工場。
1605年
 フランスの農学者セルがテンサイ(サトウダイコン)の根の甘さを記述。
1637年
 中国の産業技術書「天工開物(テンコウカイブツ)」に白砂糖の製法が詳しく記述
1747年
 ドイツの科学者マルク・グラーフがテンサイ
 からの製糖に成功する。
1811年
 フランスの皇帝ナポレオンがテンサイ糖の
 生産を奨励、欧州ではテンサイ糖が主流。

   − イラスト右 : 甜菜(ビート) −
(拡大します)
1832年
 甘蔗糖業にはじめて真空結晶缶を使用される。
1844年
 1837年に発明された遠心分離機が製糖業に導入される。
1997年
 FAO(国連食糧農業機関)・WHO(世界保健機構)で砂糖の安全宣言。

※ インドの仏教典に砂糖やサトウキビに関する記述があることや、
  砂糖の英語名「Sugar」の語源が、古代インドの言語:サンスクリット語で、
  サトウキビという意味の「Sarkara(サッカラ)」に由来すると言われている
  事を含め、砂糖の始まりはインドと言われる。

脳も体も砂糖が大好き 2013年6月 農畜産業振興機構 参照
ダイエットブームで、甘さ控えめが影響され日本は砂糖の消費量が減少しており、 平成23年度の日本人の年間消費量は約18sと、世界145カ国中105番目で 欧米諸国の1/2〜1/3程度だそうです。

脳は体重の約2%程ですが、摂取する総エネルギーの20%近くを消費しています。
脳のエネルギー源はブドウ糖だけで、ほとんど蓄えておくことも出来ません。
常にブドウ糖を補給し続けなければならないのです。
それゆえ、体のみならず脳にとっても砂糖やでん粉(ブドウ糖が多数結合している) などの糖質は必要不可欠な物質なのです。
特に、砂糖はでん粉より消化吸収が速く、小腸で瞬時にブドウ糖と果糖に分解・ 吸収され、数十秒で血液に取り込まれ、脳に送られます。
砂糖は、脳の即効性のエネルギー源として優れているのです。
適度・適量の砂糖は、甘くて美味しいばかりでなく、手軽で簡単な脳と体の栄養剤 とも言えるのです。
  東京農業大学・名誉教授 中西 載慶先生著

ですから、和菓子(砂糖)を沢山食べて下さい。

【世界の砂糖生産量(主要生産国)】 資料:農畜産業振興機構 調査情報部
         07年/08年   12年/13年  単位:1,000d
 ブラジル   33,429      38,803
 インド   27,949      26,525
 EU諸国計  17,249      17,160
 中 国  16,131      12,968
 タ イ  7,855       9,910
 アメリカ   7,396       7,779
 ロシア   3,700       5,257
 オーストラリア  4,631       4,443
 日 本  949        838  (甜菜:約80%・サトウキビ:約20%)

*サトウキビ原料の砂糖主要生産国:ブラジル・インド・タイ・中国
*甜菜原料の砂糖主要生産国:EU各国(ドイツ・フランス他)・アメリカ・ロシア

【関連項目】
'06年01月01日「サトウキビ」    '06年01月16日「甜 菜」
'06年12月01日「砂糖の製造工程」 '06年12月16日「いろいろな砂糖」
'07年01月16日「黒糖と和三盆糖」 '13年11月01日「砂糖の歴史・日本編」


資料 : 農畜産業振興機構 ・ 脳も体も砂糖が大好き
      織田信長と砂糖 ・ 江戸時代の砂糖食文化
      砂糖の歴史・ ウッキペキュア(砂糖の歴史)

<調査員:本 社 営業部>

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