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深川七福神巡りは明治末期頃に始まり親しまれましたが、
昭和20年戦災で各社寺が全焼し一時中断されました。 その後、社寺が復興され七福神が安置される様になり 昭和45年正月より復活されました。 江東区では、亀戸・七福神も復活され賑わっています。 - 写真右:深川・七福神解説 - |
都営大江戸線・新宿線の森下駅より「深川神明宮」・「深川稲荷神社」・「龍光院」 「円珠院」・「心行寺」・「冬木弁天堂」・門前仲町の「富岡八幡宮」を巡るコースです。
距離は5km程度で時間は2時間30分でした。
コースには『深川七福神の幟』が立ててあり、始めての方でも迷いません。
この気遣いは、寒い日の散策には大変有り難かったです。
【寿 老 人】 深川神明宮(フカガワシンメイグウ):江東区森下 1-3-17 延命長寿を授ける副神として信仰されてます。 深川神明宮は、深川で最も古い神社で、大阪摂津の 深川八郎右衛門が深川村を開拓し、鎮守の宮として慶長 元年(1596)伊勢皇大神宮の御分霊を祀って創建しました。 - 写真左:寿老神社 - |
【布 袋 尊】 深川稲荷神社(フカガワイナリ):江東区清澄 2-12-12 清廉潔白・大気度量を授ける福神として信仰。 寛永7年(1630)創立で、深川地区でも古い神社です。 神社は無人社にして、町会によって管理運営されてます。 - 写真右:布袋尊 - |
【毘 沙 門 天】 龍光院(リュウコウイン):江東区三好 2-7-5 我が国では仏教守護から転じて、国土守護の武神として 武将の間に信仰されました。 毘沙門天は護法と施福を兼ねる仏神として、民衆に勇気や 財福を授け守る福神として広く信仰されてます。 - 写真左:龍光院- |
【大 黒 天】 円珠院(エンジュイン):江東区平野 1-13-6 大黒天信仰には二つの流れがあるようです。 一つは大国主命を流れで、多くの神社で祀られおり、 もう一つは、インド名マハカーラという仏神で多くの寺院で 祀られています。 円珠院に安置されているのは、仏神の大黒天です。 - 写真右:円珠院 - |
【福 禄 寿】 心行寺(シンギョウジ):江東区深川 2-16-7 福禄寿は心行寺の六角堂に安置されてます。 星宿の神、南十字星の化身ともいわれ長寿をつかさどる 人望福徳の福神です。 元和2年(1616)京橋八丁堀に創立された浄土宗の寺で 寛永10年(1633)現在地深川寺町に移り、震災と戦災で 焼失され、本堂は昭和40年に再建されました。 - 写真左:心行寺- |
【弁 財 天】 冬木弁天堂(フユキベンテンドウ):江東区冬木 22-31 財宝を施す福の神として信仰され、商売繁盛の富有の 福徳を授け、芸道音楽の仏神として位置づけられてます。 木場の材木豪商の冬木弥平次が宝永2年(1705)、邸内の 弁天堂に竹生島から移した弁財天を安置しました。 - 写真右:冬木弁天堂- |
【恵 比 寿 神】 富岡八幡宮(トミオカハチマングウ):江東区富岡 1-20-3 恵比寿神は、富岡八幡宮の西側にある恵比寿宮に 奉祀されています。 この神様は、大国主命の御子神(ミコガミ)にあたる事代主命 (コトシロヌシノミコト)で、大変釣りを好まれました。 - 写真左:富岡八幡宮- |
資料:深川七福神会冊子・深川七福神ホームページなどを参照しました。
【関連項目】
’09年02月01日「六本木・七福神」 ’09年04月01日「八福神を発見・京都」
’11年01月01日「鎌倉・八福神」 ’13年01月01日「京都・七福神」
’14年01月01日「谷中・七福神」 ’15年01月01日「日本橋・七福神」
’16年01月01日「下谷・七福神」 ’17年01月01日「柴又・七福神」
’18年01月01日「新宿・七福神」 ’19年01月01日「池上・七福神」
<調 査:本社 営業部門 >