新年明けまして おめでとうございます。 本年も宜しくお願い申し上げます。 目黒区と港区の寺院を巡る「目黒・七福神めぐり」です。 目黒区から港区を巡るコースは「商売繁盛祈願」、 港区から巡るコースは「無病息災・長寿祈願」の ご利益があるそうです。 - 写真:七福神のご朱印の色紙 - |
【七福神めぐりマップ】 元祖山手七福神とは東京に存在する七福神のひとつで、江戸時代から続く長い歴史を持っています。 中でも歴史が古くて人気が高いと言われているのが、目黒から白金台にかけて点在する「元祖山手七福神」です。 尚、福禄寿と寿老人は妙圓寺でまとめて祀られている為、元祖山手七福神巡りは7つではなく6つのお寺を巡っていくことになります。 |
【山手七福神めぐり資料】 |
【弁財天】
蟠竜寺(バンリュウジ):目黒区下目黒3-4-4 浄土宗寺院の蟠龍寺は、霊雲山称明院と号します。 慶安元年(1648)に開創した称明院を、増上寺の霊雲上人が宝永6年(1709)に霊雲山称明院蟠龍寺として改名再建しました。 知恵や弁財をつかさどり、子孫繁栄、音楽・芸術など芸事の上達ご利益があるといわれています |
【恵比寿】 目黒不動尊/滝泉寺(リュウセンジ):目黒区下目黒三丁目4番4号
泰叡山滝泉寺(タイエイザン)は天台宗の寺院で、不動明王を本尊とし目黒不動の通称で呼ばれます。 808年(大同3年)円仁(慈覚大師)が、下野国から比叡山に赴く途中に不動明王を安置して創建したという。 恵比寿尊は、もともとは海運守護の神で、海浜の漁民に信仰されていましたが、転じて商売繁盛の神として広く信仰されるようになりました。 - 写真:滝泉寺 - |
【大黒天】 大円寺:目黒区下目黒1-8-5 天台宗の寺院で本尊は釈迦如来、大黒天をお祀りしており、寛永年間(1624年~1644年頃)行者大海が創建したと伝えられる。 1772年(明和9年)2月に発生した明和の大火の火元となった寺であることから、江戸幕府から再建の許可が得られなかった。 |
大黒天は、農民の神で、五穀豊穣、実りのシンボルで、商売の神様です。
- 写真: 石造の七福神 (クリック:拡大) -
【福禄寿と寿老人】 妙円寺:港区白金台三丁目17番5号 -写真:妙円寺-
日蓮宗の寺院で、室町幕府13代の足利義輝の家臣瀧本弾正忠光が元禄7年(1564年)に、足利尊氏公開運の念持仏である妙見大菩薩像を賜りました。 その子滝本采女が日蓮宗の僧侶となり開山しました。 福禄寿は幸福・財産・長寿を授ける神、寿老人は動物・生命・学芸・知恵の守護神としてお祀りしてます。 |
紫雲山瑞聖寺は、江戸で最初の黄檗宗(オウバクシュウ)の寺院で、寛文十年(1670)から建設に着手翌年諸堂が完成しました。 亨保11年(1726)と延亨2年(1745)の二回の火災で大きな被害を受けましたが、文化年間(1804~18)に再び整備されました。 |
創建350年を記念し庫裡をリニューアル、隈研吾氏の設計で昨年11月に竣工。
- 写真: 瑞聖寺 (HPで寺院全体画像を見れます) -
【毘沙門天】 覚林寺(カクリンジ):港区白金台1-1-47
日蓮宗の寺院として、寛永8年(1631年)誕生寺18世可観院日延の隠居寺として開山された。 日延は李氏朝鮮第14代国王宣祖の長男臨海君の子で、文禄・慶長の役の際に清正によって日本へ連れてこられた人物であった。 弘化2年(1845年)、火災により全焼。現在の山門は安政3年(1856年)再建され、加藤清正公の拝殿・幣殿は慶応元年(1865年)に再建された。 |
【関連項目】
’09年02月01日「六本木・七福神」 ’09年04月01日「八福神を発見・京都」
’11年01月01日「鎌倉・八福神」 ’12年01月01日「深川・七福神」
’13年01月01日「京都・七福神」 ’14年01月01日「谷中・七福神」
’15年01月01日「日本橋・七福神」 ’16年01月01日「下谷・七福神」
’17年01月01日「柴又・七福神」 ’18年01月01日「新宿・七福神」
’19年01月01日「池上・七福神」
<調 査:本社 営業部門 >